ゲーム会社は転職回数を気にするのか?

執筆: Creator World

ゲーム業界への転職を考えていると、よく転職回数が懸念になる事があります。 結論から言えば、単純に転職回数だけで評価が決まるというよりは、ゲーム会社が本当に知りたいのは、「何回転職したか」ではなく、「何故転職するのか」という点です。

*ゲーム業界は転職が比較的多い業界

ゲーム業界では他業界と比べても転職経験者が多い傾向があります。その背景には、「プロジェクトの終了」、「開発スタジオの再編や閉鎖」、「新しい技術やジャンルへの挑戦」、「キャリアアップ」など様々な理由があります。

そのため、採用担当者も「転職回数」だけでなく、「転職理由」や「キャリアの流れ」を重視します。

*企業が見ているのは「キャリアの一貫性」

例えば、5回転職していても;

・より大規模な開発に挑戦して、良い結果を出した

・より専門性が深まった

・一貫して同じ領域で経験を積み、良いアウトプットが出た

などであれば、前向きなキャリアとして評価されることがあります。

一方で、転職のたびに職種や方向性が大きく変わっていたり、短期間(1年未満)での離職が繰り返されていたりすると、「今回は長く活躍してもらえるだろうか」という定着率を疑問視されることがあります。

*転職理由は必ず聞かれる

面接では、高い確率で転職理由について質問されます。企業が知りたいのは、「なぜ転職を決断したのか」、「前職で何を学んだか」、「次の会社で何を実現したいのか」という点です。単に「人間関係が悪かった」、「待遇が低かった」、「自分がやりたいように出来なかった」という説明だけではなく、自身のキャリアとのつながりまで説明できるとより説得力が増します。

*短期間の転職があっても、それだけで不利とは限らない?

例えば、「プロジェクト終了に伴う転職」、「会社都合による退職」、「スタジオ閉鎖」、「M&Aや組織再編」など、自分ではコントロールできない事情もあります。そのため、短い在籍期間があっても、その背景を適切に説明できれば過度に心配する必要はないかと思います。

*採用担当者が知りたいのは「次もすぐ辞めないか」です。

採用には、多くの時間とコストがかかります。だからこそ企業は、「この方は自社で長く活躍していただけそうか」という点を重視します。

その判断材料として、「転職理由」、「キャリアの一貫性」、「志望動機」、「将来のキャリアプラン」などを総合的に見ています。

*まとめ

ゲーム会社は、転職回数そのものよりも、「なぜ転職したのか」、「どのような経験を積んできたのか」、「キャリアに一貫性があるか」、「次の会社で何を実現したいのか」を重視する傾向があります。

転職回数だけを気にするのではなく、一度、自分のキャリアを振り返り、「その経験から何を学び、次にどう活かしたいのか」をしっかり整理しておくことが、転職活動では何より重要です。

Creator Worldでは、ゲーム開発の技術だけでなく、採用市場のリアルやキャリア形成についても発信しています。皆さんは転職活動で、「転職回数」を気にされた経験はありますか?是非コメントで教えてください。

※本記事は、Creator World独自の視点で整理・考察した内容です。採用基準や評価のポイントは、企業やプロジェクト、募集職種によって異なる場合があります。